【春~秋】入門編 弟子屈の自然をめぐる1泊2日Ecology Tour – Beginner Edition
体力 | ★★☆☆☆ |
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移動手段 | レンタカー |
1日目
SPOT1 川湯ビジターセンター
10:00 旅のはじまりに、旅の準備を
旅のはじまりに、ぜひ訪れたいビジターセンター。このまちの成り立ちや自然、歴史について分かりやすく展示されています。希望すれば、係員の解説も受けられます(オススメ!)。観光案内所も兼ねていますので、アクティビティや交通について相談することも可能です。館内にはアカエゾマツにちなんだセレクトショップや、可愛らしい「ます焼き」が評判のCHIP HOP CAFÉ、暖炉と休憩コーナーなどもあり、休憩にもオススメ。また、長靴やレインウェアのレンタルもあり、便利です。
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(探勝路入り口まで歩いて5分)
SPOT2 つつじヶ原自然探勝路 10:00
火山が生み出す変化を歩く
川湯温泉街と硫黄山をつなぐ散策路。高低差のほとんどない約2.6㎞、片道1時間ほどの道のりです。
散策路の周辺にはイソツツジやハイマツなどが群生。火山の影響で、低地でありながら高山植物を間近に観察することができます。6月中旬から7月下旬にかけては、東京ドーム約21個分に相当する100ヘクタールに広がる日本最大のイソツツジの群落が、一斉に白い花を咲かせます。
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SPOT3 アトサヌプリ(硫黄山)11:00
活きた火山を間近に見る
「アトサヌプリ」はアイヌ語で裸の山を意味します。地元では長く「硫黄山」と呼ばれ、かつては硫黄採掘で栄えた歴史ある山です。山肌からはゴウゴウと音を立てながら噴煙が上がり、周囲には独特の硫黄の匂いが立ち込めています。弟子屈町の特定自然観光資源に指定されている噴気孔や黄色く美しい硫黄結晶がいくつも見られ、大地の鼓動をダイナミックに感じることができます。
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(川湯温泉駅まで歩いて10分)
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(川湯温泉駅 12:15発バスにて、ビジターセンターへ戻る ※乗車15分)
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地場産食材のランチタイム12:30
弟子屈町には摩周そばをはじめ、野菜やお肉などおいしい地場産食材がたくさん。ぜひ弟子屈ならではの食材を使った食事をお楽しみください。地場産食材のメニューがあるオススメの店舗情報は、「MADE inてしかがガイド」をご覧ください。
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(川湯温泉市街地から車で15分)
SPOT4 摩周湖 14:00
日本一透明な湖に会いに
日本一の透明度を誇る摩周湖。吸い込まれそうなほどの深い青色の湖水は「摩周ブルー」と呼ばれ、世界でも有数の透明度を誇る湖水に、空の青が映りこんで生まれる独特の色。風のない日はその青さがいっそう際立ちます。展望台に隣接する「摩周湖カムイテラス」では、晴れた日はテラスから、寒い日にも屋内から、摩周湖の絶景を眺めながら休憩することができます。摩周産の大豆を使った珈琲や、地元産ミルクのソフトクリームがオススメ。
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(川湯温泉へ車で15分/摩周温泉へ車で15分/屈斜路へ車で25分)
早めのチェックインで温泉と周辺散策を 16:00
弟子屈町はカルデラのまち。町内には7つの異なる泉質の温泉が湧き出ています。早めにお宿へチェックインし、ゆっくりと温泉を楽しむのも良いですね。
川湯温泉に宿泊される方は、ぜひ温泉川を散策してみてください。屈斜路地区に宿泊される方は、満天の星空をお楽しみに。摩周温泉に宿泊される方は、夜の街歩きもおススメです。
2日目
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(屈斜路湖まで車で15〜20分)
SPOT5 釧路川源流カヌー 9:00~12:00
原始の森を流れる美しい川をゆっくり下る
日本最大のカルデラ湖、屈斜路湖を源とし、太平洋まで続く一級河川の釧路川。流れ出しから海まで、ダムも堰も無いことから、カヌーイストの聖地と呼ばれています。屈斜路湖をスタートし、深い森の中を抜けるように流れる釧路川源流部を、ガイド同乗のカヌーでゆっくりと下ってみましょう。静けさと美しい水が、心にのこる時間となるはず。