弟子屈町についてAbout Teshikaga
弟子屈町は
弟子屈町(てしかがちょう)は、ひがし北海道の中央に位置し、阿寒摩周国立公園の雄大な自然が広がるまちです。町名は、アイヌ語の「岩盤(テシカ)の上(ガ)」に由来すると言われています。
東京23区よりも広い弟子屈町内には、日本一の透明度をほこる摩周湖、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖、今なお噴気を上げる硫黄山と麓に広がる特異な自然や温泉など、見どころがたくさん。ダイナミックな自然を感じられるアクティビティや宿泊施設も豊富です。ぜひとも2泊以上、じっくりと時間を取ってご滞在ください。
神秘的な摩周湖と、人々の暮らす中心市街地
弟子屈町の中心市街地がある摩周地区。郵便局や銀行、飲食店をはじめ、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど商店も充実しています。
街の入り口にあるのは「道の駅・摩周温泉」。特産品の並ぶ直売コーナーや観光案内所があり、足湯とトイレは24時間利用することができます。
市街地から車で15分ほどの場所にある「摩周湖」は、日本一の透明度。展望台からは、荘厳な湖の姿と雄大な根釧原野を一望することができます。
歴史ある温泉街で火山を体感
古くは硫黄採掘で栄えた川湯温泉。立ちこめる湯けむりと、街を包む硫黄の香りが旅情をかきたてます。全国的にも珍しい、強い酸性のお湯が特徴。周辺には、噴気をあげる硫黄山(アトサヌプリ)や、山麓に広がる日本一広大なイソツツジ群落「つつじヶ原」があり、活きた火山を感じることができるエリアです。多くの宿泊施設や、阿寒摩周国立公園の自然を紹介した「川湯ビジターセンター」があることから、旅の拠点としての利用もおすすめです。
弟子屈の四季
春4月〜6月
日本一遅い春のはじまり
4月、大地を覆っていた雪がすっかり解け、地面が現れる。5月には桜が咲き、木々が芽吹き、モノトーンの大地がみるみるうちに彩り鮮やかに。6月には硫黄山の山麓にイソツツジの花畑が広がります。躍動感に満ちた美しいシーズンです。
夏7月〜8月
緑が濃くなり、かけ足で過ぎゆく夏
北国の短い夏。夏の盛りには30℃を超える真夏日になることもありますが、朝晩はひんやりとした空気に包まれます。釧路川源流でのカヌーや、屈斜路湖畔のキャンプや乗馬など、水辺や森での体験を楽しみに、たくさんのお客さまが弟子屈を訪れる季節です。
秋9月~11月
色鮮やかな紅葉と、晩秋の静けさ
9月、ひんやりとした風が告げる秋のはじまり。10月、山は赤や黄色に美しく染まり、カラマツ林が黄金色に染まる11月の紅葉のフィナーレまで、1日ごとに景色が変化します。摩周岳の登山や、屈斜路湖畔の森歩きなどがとても気持ちのいい季節です。
冬12月~3月
長い冬、白と青の美しいシーズン
シベリアから白鳥たちが渡ってくると長い冬が始まります。雪が大地を覆い、オホーツクの海に流氷が来るころ、屈斜路湖も全面結氷します。時には氷点下20℃を下回る厳しい寒さが続きますが、澄みわたった空と真っ白な大地は、とびきりの美しさです。
町の65パーセントが阿寒摩周国立公園に属している北海道弟子屈町。世界有数の透明度を誇る摩周湖、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖、多数の溶岩ドームと小カルデラからなるアトサヌプリ火山群。弟子屈の魅力は生活のなかにあふれているからこそ、暮らすように旅をして、身近に自然を感じてほしい。そんな思いを込めて、火山と湖の豊かな自然と人々の暮らしを守り続ける「弟子屈町らしい持続可能な観光」の指針をまとめました。
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1
自然と人の共生をバランスよく
つづけよう
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2
再発見した弟子屈の魅力を訪れた人々に
つたえよう
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3
守ることと遺すことで弟子屈の価値を次世代に
つなごう
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4
挑むことと生みだすことで新しい弟子屈の価値を
つくろう