Ecology Tour – Activity Edition

体力 ★★★☆☆
移動手段 レンタカー

1日目

SPOT1 川湯ビジターセンター

10:00 旅のはじまりに、旅の準備を

旅のはじまりに、ぜひ訪れたいビジターセンター。このまちの成り立ちや自然、歴史について分かりやすく展示されています。希望すれば、係員の解説も受けられます(オススメ!)。観光案内所も兼ねていますので、アクティビティや交通について相談することも可能です。館内にはアカエゾマツにちなんだセレクトショップや、可愛らしい「ます焼き」が評判のCHIP HOP CAFÉ、暖炉と休憩コーナーなどもあり、休憩にもオススメ。また、長靴やレインウェアのレンタルもあり、便利です。

11:00 地場産食材のランチタイム

弟子屈町には摩周そばをはじめ、野菜やお肉などおいしい地場産食材がたくさん。ぜひ弟子屈ならではの食材を使った食事をお楽しみください。地場産食材のメニューがあるオススメの店舗情報は、「MADE inてしかがガイド」をご覧ください。

(硫黄山まで 川湯温泉街から車で5分/摩周地区から車で20分)

SPOT2 アトサヌプリトレッキングツアー(硫黄山)

13:00〜16:00 認定ガイドによる特別な登山

「アトサヌプリ」はアイヌ語で裸の山を意味します。地元では長く「硫黄山」と呼ばれ、かつては硫黄採掘で栄えた歴史ある山です。山肌からはゴウゴウと音を立てながら噴煙が上がり、周囲には独特の硫黄の匂いが立ち込めています。弟子屈町の特定自然観光資源に指定されている噴気孔や黄色く美しい硫黄結晶がいくつも見られ、大地の鼓動をダイナミックに感じることができます。
この山は、エコツーリズム推進法に基づき立ち入りが制限されていますが、認定ガイドによるツアーでのみ、登ることが許可されています。硫黄採掘の遺構や火山ならではの迫力ある風景を眺めることができる、弟子屈町でも特別なエコツアーです。

16:00 お宿にチェックイン

弟子屈町はカルデラのまち。町内には7つの異なる泉質の温泉が湧き出ています。登山の疲れは、温泉やサウナ、おいしい夕食で癒すのがいいですね。
川湯温泉に宿泊される方は、ぜひ温泉川を散策してみてください。屈斜路地区に宿泊される方は、満天の星空をお楽しみに。摩周温泉に宿泊される方は、夜の街歩きもおススメです。


2日目

(屈斜路湖まで車で15〜20分)

SPOT3 釧路川源流

5:30~8:00 早朝カヌー 原始の森を流れる美しい川をゆっくり下る

日本最大のカルデラ湖、屈斜路湖を源とし、太平洋まで続く一級河川の釧路川。流れ出しから海まで、ダムも堰も無いことから、カヌーイストの聖地と呼ばれています。屈斜路湖をスタートし、深い森の中を抜けるように流れる釧路川源流部を、ガイド同乗のカヌーでゆっくりと下ってみましょう。静けさと美しい水が、心にのこる時間となるはず。特に、早朝は朝靄と鳥たちの鳴き声が印象的で、素晴らしい1日の始まりになるでしょう。(1時間30分程度のショートツアーもあります)

(お宿に戻り、朝食)

(車で10~25分)

SPOT4 屈斜路湖・和琴半島

10:00 森と湖を歩いて体感

日本最大のカルデラ湖、屈斜路湖。湖に突き出た和琴半島は、今なお火山活動の名残が見られる貴重な場所です。半島を一周する散策路は2.5km、1時間ほどかけてゆっくり歩くことができます。特に、半島突端の「オヤコツ地獄」は迫力あり、一見の価値あり。半島入口の「和琴フィールドハウス」に立ち寄り、その時期に見られる植物などをチェックしてから歩くのがおすすめです。

(車で25分)

SPOT5 摩周湖

12:00 日本一透明な湖に会いに

日本一の透明度を誇る摩周湖。吸い込まれそうなほどの深い青色の湖水は「摩周ブルー」と呼ばれ、世界でも有数の透明度を誇る湖水に、空の青が映りこんで生まれる独特の色。風のない日はその青さがいっそう際立ちます。展望台に隣接する「摩周湖カムイテラス」では、晴れた日はテラスから、寒い日にも屋内から、摩周湖の絶景を眺めながら休憩することができます。摩周産の大豆を使った珈琲や、地元産ミルクのソフトクリームがオススメ。