2018.01.01
歴史写真館NO.58 銭桝(ぜにます)
子どものころ、貯金箱にいっぱいになった小銭を貯金や預金するため、郵便 局や銀行の窓口へ持って行った経験はあると思います。通帳の全額が少しだけ 増えたうれしさは、大人になってもかわりません。
窓口の係の人は、小銭で数がたくさんあると数えるのも大変です。たとえ時 間がかかっても正確に数え、1円といえども間違いはできません。しかし、時間 がかかると、ほかのお客さんを待たせることになります。そんなとき、基盤のよ うになった板に同じ種類の硬貨を入れ揺らすと、ます目に硬貨が入り、早く数 えることができます。
今は、郵便局や銀行に行くと、硬貨を種類ごとに数え、セロハン紙のような包 装紙に包んてくれる機械があります。
商品などとの交換の際、同じ種類の硬貨21枚以上での支払いを拒否できる法 律があることを、ご存じですか。
てしかが郷土研究会(松橋)