2024.01.20 お知らせ
どこまで凍る?2024年冬期の摩周湖の結氷予測について
≪一年の中でも特に美しさを増す冬の摩周湖≫
摩周湖は北海道 阿寒摩周国立公園内にあり日本一の透明度の高い湖であり 、「摩周ブルー」と呼ばれる青く美しい湖面が有名です。グリーンシーズンはそんな摩周ブルーや早朝の雲海、星空観察等素晴らしい景観が望めますが、冬季間も負けておらず、冬の時期は夏に比べて晴天率も上がり、湖面の透明度も高くなることから、一面銀世界に浮かぶ摩周ブルーが視覚的により一層映えて見えます。さらに1月下旬から2月下旬頃にかけての摩周湖の結氷、水蒸気が木々に着氷し白く輝く樹霜が見られる冬の摩周湖はとりわけ美しく、絶景が広がります。冬季間も営業している摩周湖第一展望台エリアには、摩周湖の自然をゆっくりじっくり観賞できる観光施設「摩周湖カムイテラス」があり、屋上テラスや暖かい室内ラウンジからも冬の摩周湖が楽しめます。
≪今年の摩周湖の結氷状況について≫
冬も見ごたえのある摩周湖、北見工業大学の亀田貴雄教授が摩周湖に最も近い川湯アメダスの気象データを基に2024年3月4日±13.4日(2月19日~3月17日)が摩周湖の結氷率が最も高くなる時期との予測をしております(2024年1月16日時点)。ただし1974年から2022年までの49年間の観測によると、最も早く全面結氷したのは1月31日(1994年),最も遅く全面結氷したのは3月2日(2005年)であることから今年は全面結氷となる可能性は低いと考えられますが、どうなるでしょう。