2018.01.01
歴史写真館NO.9 スケート (昭和33年)
弟子屈小学校のグラウンドに、先生方や用務員さんたちが雪の降る前にスケートリンクの枠を組み、降った雪を休み時間に児童が踏み固め、夜になり気温が下がると水をまいてスケートリンクを作りました。
走るより速いスピード、コーナーで身体が傾いても転ばない感覚のスケートは楽しいものでした。
一方、ワンパクな子どもたちの冬の遊びといえば、雪山にかまくらを掘り陣地を作ったり、後でこっぴどく叱られるのを覚悟の上で降り積もった雪道に落とし穴を仕掛けたり、 竹を半分に割って火であぶって先を曲げて作った竹スキーや、商店が荷運びに使う大型のそりで自動車や馬そりが来ないことを言い訳に坂道の道路を自由に滑ることが楽しみでした。
春が近づき、氷が軟らかくなって、楽しかったスケートリンクに土が見えてくるのは悲しいものがありました。また、今度の冬かと。
てしかが郷土研究会(松橋)